適応障害記録:そもそも適応障害とは?
今日は今抱えている病気である適応障害についてのエントリ。
Googleで適応障害と検索するだけでも、苦しんでいる方々がたくさんいる。
そういった人たちにとって、私の経験談がちょっとでも参考になればという思いを込めて何回かのエントリに分けて綴っていきたいと思っている。
適応障害について
そもそも適応障害とは?
Wikipediaからの引用となりますが、
適応障害(てきおうしょうがい、英:Adjustment disorder:AD)とは、はっきりと確認できるストレス因子によって、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神障害である。
引用元:適応障害 - Wikipedia
仕事や勉強、育児や介護などの特定のストレスの原因があり、それによって身体のどこかになんらかの症状がでてきてしまうこと。
私の場合は、適応障害になったことで、以下のような症状が起こった。
①仕事に行けないほど強い無力感
②日常生活のふとしたときにおこる強い不安
③生活リズムの乱れ
また、以上ような症状が起きてしまうことで、社会的に適応できなくなってしまうことからも適応障害、という名前が付けられている。
うつ病との違いって何?
どちらも「ストレスによって引き起こされる」という共通点がある。
ただ、適応障害の場合は、そのストレス原因から離れることができ、ストレスが消失した場合には症状は軽減されていく。
うつ病の場合は、原因となったストレスが消失し、他に喜ばしいことが起こった場合でも安心したり楽しい気分になったりせずに憂鬱の気分が持続する。
他にもさまざまな差異があるかとは思うが、上記のようにストレス因から離れた場合に回復することができるかどうか、症状がどのくらい続くのかどうか、といった違いがあるように思う。
私は、一応医師から適応障害疑い、という診断を受けた。似たような症状を経験する事が大学時代もあった事を医師にお話ししたところ、適応障害とは断定しきることはできない、とのことだった。
どんな人がなりやすいの?
適応障害になりやすい人は、一般的に以下のような性格が挙げられている。
・生真面目で几帳面
・心配性
・失敗や苦悩を引きずる
・仕事を断れない
・仕事熱心
責任感が強く仕事を遂行する能力に長けているがゆえに、周りから仕事をたくさん頼まれる方がなりやすい傾向にある。
このような方々は仕事を断ることができないために会社外でも仕事のことを考えており、休んでいる間にも関わらず心の底からリラックスできないのだ。どこか、罪悪感を持ってしまう。
私もそう。
今年度から新しい仕事をたくさん頼まれたのだが、期待に応えられないような日々が続きやきもきする日々。それでも仕事は増えていき、ひとつずつ丁寧にやろうとすればするほど、仕事時間は増えた。やがて週末も仕事の時間に充てるようになり、まったくリラックスができないことがあった。
このエントリを読んで、少しでも当てはまるような方は、どうかいったんストレス原因となっているものから離れるため、精神科・心療内科の受診をおすすめする。